葛飾区で利用できる葬儀利用助成金とは?申請できる制度や対象者をわかりやすく解説

大切な方とのお別れは突然訪れることもあり、深い悲しみの中で葬儀の準備や費用について考えなければならない場合があります。

葬儀を行う機会は多くないため、「どの制度を利用できるのか」「何を残しておけばよいのか分からない」と、ご不安を抱えるのは自然なことです。

葛飾区では、条件を満たした方が申請できる「葬祭費」と、令和8年4月1日から始まった「区民葬儀利用料助成金」があります。生活保護を受給している方などは、葬祭扶助を利用できる場合もあります。

この記事では、葛飾区で利用できる葬儀に関する制度について、対象者、支給額、申請期限、準備しておきたいものを整理します。

葛飾区で利用できる主な葬儀費用の支援制度

葛飾区で葬儀を行った際に確認したい制度は、主に次の3つです。制度ごとに対象者や利用条件が異なるため、まずは故人様が加入していた健康保険と、利用した葬儀・火葬場を確認します。

制度主な対象支給・扶助の内容申請期限など
葬祭費葛飾区の国民健康保険または後期高齢者医療制度の加入者の葬儀を行った方7万円葬儀を行った日の翌日から2年以内
区民葬儀利用料助成金区民葬儀と指定民間火葬場を利用し、条件を満たした方大人2万7,000円、満6歳以下1万5,000円火葬を行った日の翌日から2年以内
葬祭扶助生活保護を受給している方など、一定の条件を満たす方基準の範囲内で必要最小限の葬儀を行うための費用原則として葬儀を手配する前に確認

葬祭費と区民葬儀利用料助成金は別の制度です。両方の条件を満たす可能性もあるため、どちらか一方だけを確認して終わりにしないことが大切です。

葬儀後にまず確認すること

制度の申請を急いで行う必要はありませんが、領収書を紛失すると手続きが進めにくくなります。葬儀後は、次の項目から順に整理すると安心です。

  • 故人様が加入していた健康保険を確認する
  • 葬儀費用の領収書と明細書を保管する
  • 領収書の宛名が誰になっているか確認する
  • 火葬場が発行した領収書を分けて保管する
  • 区民葬儀の祭壇、棺、霊柩車などを利用したか確認する
  • 申請者名義の振込口座を確認する
  • 生活保護に関係する場合は、葬儀を決める前に担当者へ相談する

葬儀を終えた直後は、どの領収書がどの制度に必要なのか判断しにくいものです。立ち華葬祭へご依頼いただいた葬儀については、利用した内容を確認しながら、申請に備えて保管したい書類をご案内します。

国民健康保険・後期高齢者医療制度の葬祭費

故人様が亡くなられた時点で、葛飾区の国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入していた場合、葬儀を行った方へ葬祭費として7万円が支給されます。

申請できるのは、原則として葬儀費用の領収書に宛名が記載されている方です。喪主を務めた方と領収書の宛名が異なる場合は、誰が申請者になるのかを事前に整理しておきましょう。

葬祭費の申請で準備するもの

準備するもの確認しておきたい点
故人様の資格確認書国民健康保険または後期高齢者医療制度の加入状況を確認します
葬儀の領収書支払い済みであることが分かる原本が必要です
請求書・費用明細領収書の但し書きだけでは葬儀費用と分からない場合に備えます
振込口座が分かるもの原則として領収書の宛名の方の口座を用意します
本人確認書類後期高齢者医療制度では、窓口へ行く方の確認書類も準備します

葬儀代を「内金」と「残金」に分けて支払った場合は、両方の領収書を保管してください。また、申請期限は葬儀を行った日の翌日から2年以内です。

故人様が会社の健康保険などに加入していた場合は、加入先の健康保険から埋葬料などが支給されることがあります。国民健康保険の葬祭費と重ねて受け取れない場合があるため、加入先を確認してから手続きを進めます。

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葛飾区の区民葬儀利用料助成金

葛飾区では、令和8年4月1日以降に区民葬儀と対象の民間火葬場を利用した方へ、火葬費用の一部を助成しています。

区民葬儀を申し込んだだけで自動的に対象になるわけではありません。次の条件をすべて満たしているか確認する必要があります。

助成を受けるための主な条件

  • 区民葬儀の祭壇、棺のみの利用、霊柩車のうち、いずれか1つ以上を利用している
  • 令和8年4月1日以降に対象の民間火葬場を利用している
  • 対象火葬場の最も低い火葬料金を支払っている
  • 原則として、故人様が亡くなられた日に葛飾区に住民登録がある
  • 火葬場の領収書の宛名の方が申請する

故人様の住民登録が特別区外にあった場合でも、火葬費用を支払った方が葛飾区に住民登録をしていれば、対象となる場合があります。

助成額と対象火葬場

区分助成額
大人2万7,000円
小人(満6歳以下)1万5,000円

令和8年4月1日時点で対象となる民間火葬場は、次の6施設です。

  • 四つ木斎場
  • 町屋斎場
  • 落合斎場
  • 代々幡斎場
  • 桐ケ谷斎場
  • 堀ノ内斎場

葛飾区や江戸川区、墨田区周辺では、四つ木斎場を利用するケースが多くあります。ただし、四つ木斎場を利用しただけでは助成の対象にならず、区民葬儀の対象品目を利用していることなども条件です。

申請前に確認したい書類

  • 火葬場が発行した領収書
  • 区民葬儀を利用したことが分かる領収書や明細
  • 申請者の振込口座が分かるもの
  • 申請者の本人確認書類
  • 代理申請や別名義の口座を希望する場合の委任状

申請期限は、火葬を行った日の翌日から2年間です。葬儀社へ支払った領収書と火葬場の領収書は別々に発行されることがあるため、まとめて保管しておきましょう。

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生活保護を受給している場合の葬祭扶助

生活保護を受給している方などが、葬儀費用を負担することが難しい場合は、葬祭扶助を利用できることがあります。葬祭扶助は、定められた基準の範囲内で、火葬を中心とした必要最小限のお見送りを行うための制度です。

注意したいのは、原則として葬儀を申し込む前に相談が必要なことです。葬儀を終えた後では制度を利用できない場合があります。

確認項目対応
故人様が生活保護を受給していた担当のケースワーカーと葬儀社へ早めに伝えます
葬儀を行う方に費用負担が難しい事情がある世帯や扶養関係などを確認した上で判断されます
葬儀内容をまだ決めていない制度の確認が済むまで、高額な追加内容を決めないようにします

立ち華葬祭では、ご事情を伺ったうえで、制度の対象となる可能性がある場合に必要な進め方をご案内します。何を確認すればよいか分からない段階でも、ご相談ください。

葬儀費用の目安と助成金を考えるときの注意点

助成金は葬儀費用の全額を補う制度ではありません。葬儀形式や人数、式場、火葬場、安置日数、料理、返礼品などによって、実際の費用は変わります。

葬儀形式一般的な費用の目安主な特徴
直葬・火葬式20万~50万円前後通夜や告別式を行わず、火葬を中心にお見送りする形式
一日葬40万~100万円前後通夜を省き、告別式と火葬を一日で行う形式
家族葬50万~140万円前後ご家族や親しい方を中心に通夜・告別式を行う形式
一般葬100万~200万円前後ご親族のほか、友人や仕事関係者などにも参列していただく形式

上記はあくまで目安です。総額を比較するときは、基本プランの金額だけでなく、搬送、安置、火葬料金、式場利用料、飲食、返礼品などを含めて確認する必要があります。

立ち華葬祭のプラン料金

プラン通常価格ホームページ限定価格
シンプル火葬式プラン187,000円(税込)132,000円(税込)
公営斎場プラン346,340円(税込)291,340円(税込)
家族葬特別プラン382,800円(税込)217,800円(税込)
メモリアルホールプラン550,000円(税込)385,000円(税込)

プランに含まれる内容や追加費用は、安置期間、式場、ご参列者数、ご希望によって変わります。助成金を差し引いた金額だけで判断せず、葬儀全体で必要になる費用をご確認ください。

助成制度を踏まえて葬儀社へ確認したいこと

葛飾区・足立区・江戸川区・墨田区周辺では、選ぶ火葬場や式場によって移動の負担や費用が変わります。見積もりを受け取った際は、次の項目を確認すると比較しやすくなります。

  • 見積もりの総額に火葬料金が含まれているか
  • 火葬場へ直接支払う費用はいくらか
  • 区民葬儀利用料助成金の条件を満たす内容か
  • 葬祭費の申請に使える領収書が発行されるか
  • 安置日数が延びた場合に追加費用がかかるか
  • 式場利用料、料理、返礼品が別料金か
  • 参列者が増えた場合にどの費用が変わるか
  • 申請のために保管しておく書類は何か

立ち華葬祭は、葛飾区新小岩に家族葬向けのメモリーホーム新小岩を設け、四つ木斎場を利用する葬儀にも対応しています。自社斎場と周辺斎場の違いを含め、ご家族の状況に合う進め方を整理してご説明します。

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葛飾区の葬儀利用助成金に関するよくあるご不安

助成金は葬儀費用から先に差し引かれますか?

原則として、ご家族が葬儀費用や火葬費用を支払った後に申請し、審査後に指定口座へ振り込まれます。葬儀当日の支払いに充てられる制度ではないため、支払い方法もあわせて確認しておきましょう。

葬祭費と区民葬儀利用料助成金の両方を申請できますか?

それぞれ別の制度であり、両方の支給要件を満たしていれば申請できる可能性があります。故人様の健康保険、区民葬儀の利用内容、火葬場の領収書を確認してください。

火葬式でも葬祭費を申請できますか?

葬儀を行ったことが確認できる領収書があり、その他の支給条件を満たしていれば、火葬式でも対象となる場合があります。領収書の但し書きや明細も保管しておくと安心です。

何も決まっていない段階で相談してもよいですか?

葬儀形式、式場、人数などが決まっていなくても問題ありません。ご家族の状況やご意向を伺いながら、必要なことを一つずつ整理します。ご心配なことがございましたら、立ち華葬祭へご相談ください。

まとめ

葛飾区で葬儀を行った際は、故人様が国民健康保険または後期高齢者医療制度に加入していた場合に支給される7万円の葬祭費を確認しましょう。

令和8年4月1日以降に区民葬儀と指定民間火葬場を利用した場合は、区民葬儀利用料助成金の対象となる可能性があります。助成額は大人2万7,000円、満6歳以下は1万5,000円です。

申請には、葬儀社や火葬場が発行した領収書が必要になります。葬儀後に慌てないためにも、領収書、費用明細、振込口座が分かるものをまとめて保管してください。

制度の対象になるか判断できない場合や、葬儀費用を含めて整理したい場合は、立ち華葬祭へご相談ください。何から決めればよいか分からない段階から、状況に応じた進め方をご案内します。