なぜ葛飾区で家族葬が選ばれるのか――費用・手続きと現場で役立つ実務ガイド

葛飾区で家族葬に参列する方々

病院や介護施設から葬儀社を決めるよう案内されたとき、限られた時間のなかで搬送先を決め、家族や親族へ連絡し、葬儀をどのように行うか考えることになります。この段階では参列者の人数も、式の内容も決まっていないことが少なくありません。

そのなかで候補になるのが、家族や親族、故人と親しかった方を中心に見送る家族葬です。葛飾区には、火葬場と式場を同じ施設内に備えた四ツ木斎場や、少人数の葬儀に対応する民営式場があり、参列範囲や移動の条件に合わせて葬儀の場所を検討できます。

この記事では、葛飾区で家族葬が検討される理由、家族葬が自分たちの状況に合うかを判断する材料、費用の見方、死亡届と火葬許可、葬儀当日までに決めることを2026年8月時点の情報に基づいて整理します。

家族葬・一日葬・火葬式は同じものではない

家族葬は「誰に参列してもらうか」を表す呼び方です。
家族葬には、通夜と告別式を2日間で行う形と、通夜を省いて告別式と火葬を1日で行う形があります。家族葬という言葉だけでは、葬儀の日数や内容までは決まりません。

後者のように、通夜を行わず1日で執り行う葬儀は「一日葬」と表記されることが多く、通夜や告別式を行わず火葬を中心に見送る形式は「火葬式」と呼ばれます。

形式行うこと選ぶ前の確認事項
家族葬(二日葬)参列者を限り、通夜と葬儀・告別式を行う通夜に参列する方、会食、宿泊の可否
一日葬通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を1日で行う菩提寺の了承、式場に入れる時刻、当日の時間配分
火葬式(直葬)通夜・告別式を行わず、火葬を中心に見送る火葬前の対面時間、読経や献花の可否、納骨先

葬儀社へ「家族葬にしたい」と伝えるだけでは、希望する内容まで伝わりません。参列予定人数、通夜を行うか、僧侶を呼ぶか、告別式でどのようにお別れしたいかを伝え、その内容を含めた見積りを依頼する必要があります。

葛飾区で家族葬が選ばれる3つの理由

参列をお願いする範囲を家族で決められる

家族葬には、法律上の定義や全国共通の人数基準がありません。家族と親族だけに限る場合もあれば、故人と親しかった友人や近隣の方に参列してもらう場合もあります。親族の人数や故人の交友関係に合わせて、知らせる相手を家族で決められることが、家族葬を検討する理由の一つです。

ただし、葬儀後に逝去を知った方から「参列したかった」と言われたり、自宅への弔問が続いたりすることもあります。葬儀を案内する方と葬儀後に知らせる方を分け、香典や供花、葬儀後の弔問を受けるかどうかも家族で確認しておくと、後から判断に迷う場面を減らせます。。

故人をよく知る人たちで見送れる

家族葬では、故人と日頃から関わりの深かった家族や親族、親しい友人を中心に参列をお願いできます。故人の人柄や好みを知る方が集まるため、思い出を語り合ったり、一人ずつ故人へ言葉をかけたりする時間を設けやすくなります。

故人の好きだった音楽を流したい、思い出の写真や愛用品を飾りたいといった希望がある場合は、喪主や遺族から葬儀社へ伝えます。式場や宗教儀礼によって対応できる内容が異なるため、希望する見送り方が可能か事前に確認してください。

参列者への応対に追われにくい

参列者が多い葬儀では、受付や挨拶、会食の席順など、故人を見送ること以外にも家族が判断する場面が増えます。参列する方を身近な人に限る家族葬では、こうした応対の範囲を小さくでき、家族が故人のそばで過ごす時間を取りやすくなります。

ただし、少人数でも受付や香典の管理、親族への連絡が必要になる場合があります。家族のうち誰が担当するか、葬儀社へ任せられる範囲はどこまでかを打ち合わせの際に確認し、喪主や故人と関係の深い方にも、お別れの時間が残るように役割を分けます。

家族葬を選ぶ前に確認したいこと

菩提寺がある場合は先に相談する

菩提寺とは、先祖代々のお墓がある寺院や、これまで葬儀・法要をお願いしてきた寺院のことです。先祖代々のお墓がある寺院や、葬儀・法要をお願いしている菩提寺がある場合は、家族葬を行うことを事前に伝えます。

菩提寺へ連絡せず、僧侶を呼ばないまま葬儀を行ったり、葬儀社から紹介された別の寺院の僧侶へ読経を依頼したりすると、先祖代々のお墓への納骨を断られることがあります。

菩提寺があるかわからない場合は、親族に尋ねるほか、先祖代々のお墓がある寺院や、これまでの葬儀・法要で読経をお願いした僧侶を確認します。菩提寺がなく、家族葬で僧侶に読経を依頼しない場合は、その希望を葬儀社へ伝えます。

葬儀後の弔問に対応できるか

家族葬では、葬儀に参列できなかった方が、後日、自宅へ弔問に訪れることがあります。自宅へ弔問に訪れる方がいると、家族が個別に対応することになります。

故人の勤務先や地域との関係の深さによっては、訪問が一度では終わらず、そのたびに対応が必要になることも考えられます。家族葬を選ぶ際は、葬儀後の弔問を受けるか、香典や供花を辞退するか、逝去の報告にどこまで記載するかも家族で確認しておきましょう。

葛飾区で家族葬にかかる費用の見方

葛飾区で家族葬を行う場合、広告やプラン表に記載された金額だけで葬儀費用の総額が決まるわけではありません。基本プランに含まれる内容のほか、火葬料金、式場使用料、搬送・安置、料理、返礼品などによって総額は変わります。見積書を出してもらったときは、プランに含まれる項目と、別に支払う項目を分けて確認しましょう。

見積書を総額で確認する

費目確認する内容
搬送距離、搬送回数、深夜・早朝加算、有料道路代
安置1日あたりの料金、含まれる日数、ドライアイス、面会条件
葬儀基本費用棺、骨壺、祭壇、遺影、スタッフなどの品目と数量
式場・火葬場式場使用料、火葬料金、休憩室、火葬場までの車両
人数で変わる費用料理、飲み物、返礼品、会葬礼状
宗教関係宗教者への謝礼、戒名・法名、御車代、御膳料
変更時の費用安置日数の延長、人数変更、日程変更、取消料

見積書に「一式」「別途」と書かれている場合は、含まれる品目、数量、追加料金が生じる条件を確認します。火葬場の予約状況によって葬儀までの日数が延びると、安置料やドライアイス代が増えることがあります。

亡くなってから葬儀までに行うこと

  1. 死亡診断書または死体検案書を受け取る
  2. 自宅または安置施設への搬送を依頼する
  3. 家族・親族・菩提寺へ連絡する
  4. 参列者、葬儀形式、式場、火葬場を決める
  5. 同じ条件で書面の見積りを受け取る
  6. 死亡届と火葬許可申請を行う
  7. 遺影写真、棺へ納める品、案内文を用意する

病院の霊安室を長時間利用できない場合でも、搬送を依頼した葬儀社と葬儀契約まで結ばなければならないわけではありません。搬送を依頼するときは「今回は搬送のみ」と伝え、搬送先と料金、安置後にかかる費用を確認します。

搬送後、そのまま同じ葬儀社との契約を求められ、内容を十分に確認できないまま高額なプランを契約したという相談もあります。

事前相談の段階で、搬送だけでも依頼できるか、どこへ安置されるか、搬送・安置にいくらかかるかを確認し、葬儀の見積りまで比較しておくことが、こうした状況を避ける備えになります。

葛飾区の死亡届と火葬許可

死亡届は、死亡の事実を知った日から7日以内に届け出ます。国外で亡くなった場合は3か月以内です。届出先は、亡くなった方の本籍地、死亡地、または届出人の所在地にある区市町村役場です。

葛飾区へ死亡届を提出するときは、医師が記入した死亡診断書または死体検案書も提出します。通常は1枚の用紙になっており、左側が死亡届、右側が死亡診断書または死体検案書です。死亡届の届出人欄は、親族など法律で定められた方が記入します。

死亡届を提出する際には、火葬に必要な「火葬許可証」の交付も申請します。申請書には利用する火葬場の名称と所在地を記入するため、葬儀社と火葬場を決めたうえで手続きを行います。

死亡届と火葬許可申請書は、葬儀社が区役所へ提出することもあります。
立ち華葬祭では、死亡届の記入箇所や必要書類、区役所への提出方法をご案内します。書き方や手続きの流れがわからない場合も、書類を受け取った段階で24時間365日通話料無料の立ち華葬祭にお電話ください。

葬儀当日までに家族で決める実務項目

  • 連絡担当:親族・友人・勤務先への連絡を誰が行うか
  • 受付担当:香典を受ける場合、誰が受付と保管を担うか
  • 参列人数:式場、料理、返礼品の手配数に漏れがないか
  • 移動手段:式場から火葬場へ移動する車と乗車人数
  • 遺影写真:写真データまたは原本をいつ渡すか
  • 棺へ納める品:燃えない物や入れられない物が含まれていないか
  • 香典・供花:受けるか辞退するか、案内文が統一されているか

家族葬では家族だけで受付や連絡を担うことがあります。誰が何をするかを決める際は、故人との関係が近い方に役割を集中させず、葬儀社が担当する範囲も確認します。

式場は人数だけで決めない

式場を選ぶときは、定員に加え、最寄り駅からの経路、駐車場、段差、車いす対応トイレ、親族控室、安置中の面会時間を確認します。火葬場を併設していない式場では、霊柩車、マイクロバス、タクシーなどの手配と費用も見積りに含めます。

立ち華葬祭は、葛飾区新小岩に自社ホール「メモリーホーム新小岩」を構えています。1日1組で利用できる式場で、ほかの葬儀の参列者と重ならず、家族や親しい方を中心に故人を見送ることができ、家族葬におすすめのホールです。

館内はバリアフリーに対応し、親族控室や安置室を備えています。JR新小岩駅から徒歩7分で、提携駐車場も利用できます。自社ホールのため、参列人数に合う会場の使い方や祭壇、安置中の面会、当日の過ごし方まで、実際の設備をもとにご案内できます。
詳しくは「メモリーホーム新小岩の施設案内」をご覧ください。

葛飾区の葬祭費を申請できる場合がある

亡くなった方が葛飾区の国民健康保険に加入していた場合は、葬儀を行って費用を支払った方が、70,000円の葬祭費を申請できます。申請期限は葬儀を行った日の翌日から2年以内のため、葬儀直後に急いで手続きをする必要はありません。

申請には、亡くなった方の資格確認書、葬儀・告別式の領収書原本、領収書の宛名になっている方の振込口座がわかるものなどを使用します。葬儀社から受け取った領収書は、ほかの書類と分けずに保管しておきましょう。

亡くなる前に別の健康保険へ加入していた場合などは、申請先が葛飾区ではないことがあります。制度の対象や申請先がわからないときは、葛飾区の国保年金課または加入していた健康保険へ問い合わせます。必要書類の詳細は、葛飾区公式サイトの「葬祭費」でも確認できます。

よくある質問

家族葬には何人まで参列できますか?

家族葬に共通の人数上限はありません。家族が参列をお願いする範囲と式場の定員によって決まります。人数が確定していない場合は、最少人数と増えた場合の人数を葬儀社へ伝え、式場や費用が変わる条件を確認します。

家族葬は一般葬より費用が低くなりますか?

料理や返礼品など、人数で変わる費用は少なくなる場合があります。一方で、火葬料金、式場使用料、搬送、安置などは、参列人数にかかわらず必要です。
また、参列者が少なければ受け取る香典も少なくなるため、葬儀社へ支払う金額が下がっても、家族の負担額が同じ割合で減るとは限りません。

死亡届は家族が区役所へ持参しますか?

死亡届は、葬儀社が遺族に代わって区役所へ提出することがあります。届出人欄には、親族など法律で定められた届出人が署名します。家族が記入する箇所と葬儀社が代行する範囲は、依頼する葬儀社へ確認してください。

まとめ

家族葬は、単に参列人数の少ない葬儀ではなく、誰に参列してもらい、どのように故人を見送るかを家族で考えて選ぶ葬儀です。故人をよく知る方を中心に見送れる一方で、親族への知らせ方、菩提寺への連絡、葬儀後の弔問についても考えておく必要があります。

費用を比べるときは、広告のプラン価格だけでなく、搬送、安置、式場、火葬、料理、返礼品などを含めた見積りを受け取ります。亡くなった後に搬送先と葬儀社を同時に探す状況を避けるためにも、事前相談で搬送先や安置場所、必要になりそうな費用を聞いておくことが大切です。

立ち華葬祭では、葛飾区での家族葬について、参列者の範囲や葬儀の形式が決まっていない段階からご相談を承っています。ご家族が大切にしたいことを伺い、搬送・安置、式場、葬儀の内容、費用を一つずつ整理してご案内します。事前相談をご希望の方は、立ち華葬祭へお問い合わせください。

監修者 立ち華葬祭 COO 高橋哲彦

葬儀業界20年|累計施工件数3000件以上
現在は葛飾区の葬儀社「立ち華葬祭」でCOO(最高執行責任者)として、お客様の理想の葬儀をお手伝いしております。そしてその専門知識や経験をもとに、川越市を中心とした方々に葬儀の役立つ情報をご提供しています。